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COLUMN

春の紫外線にご用心

 


こんにちは!


Bonheur銀座店の田中です^^


 


 


皆さんは、「日差しが弱いから日焼け止めはいらないだろう」「ちょっとそこまでだからすっぴんでいいか」といった経験はありませんか?


とくに冬の間は、このように紫外線対策がおざなりになってしまっている人が多いかもしれません。


でも、春は紫外線量が増え始める季節です。これまでと同じように緩んだ対策のまま過ごしていると、知らないうちに紫外線のダメージが蓄積してしまいます。


後からエイジングサインに悩むことがないように、春を迎える前に、改めて紫外線対策についておさらいしていきましょう!


 


 


 

紫外線の影響が強くなり始める春は早めに対策を

 


肌寒い日や日差しが弱い日は、紫外線対策をしないで出かける人も多いと思います。


けれども、春は紫外線の影響が強くなり始めるため注意が必要です。


季節による紫外線量の影響の変化を知るために、UVインデックスの推移を見てみましょう。


UVインデックスとは、「紫外線が人体に及ぼす影響の度合いをわかりやすく示すために、紫外線の強さを指標化したもの」のことです。


「1~11+」の数値で表されて、数字が大きくなるほど紫外線の影響が強いことを意味します。

気象庁が発表している日中の最大UVインデックスの年間推移を見ると、2月の前半まではUVインデックスが3未満の日が多く、紫外線の影響は「弱い」傾向があります。それが2月後半になると徐々に強くなり始めます。3月にはUVインデックスが3以上になり、その後は夏にかけて紫外線の影響が強くなっていきます。


UVインデックスグラフ_累年平均


このように紫外線が強くなってる実感がなくても、その影響はどんどん増します。


冬に紫外線対策をお休みしてた方は早めに対策を始めましょう!


 


また、春は花粉や乾燥、PM2.5、黄砂などほかの外的刺激も多い季節です。


さらに、生活環境が変わる人が多く、ストレスによる肌トラブルも起きやすくなります。


このような要因によって肌のバリア機能が低下していると、紫外線によるダメージも受けやすくなるので要注意です。

紫外線のダメージで加速する肌老化

 


紫外線を浴びないことが害になる、という話を聞いたことがある人がいるかもしれません。


たしかに紫外線には、ビタミンDの体内での合成を助けるといったよい働きがあります。


ビタミンDにはカルシウムの吸収を助ける働きがあるほか、がんの予防効果もあると言われ、注目されています。


ビタミンDは食品から摂取できますが、十分な量を賄うためには紫外線による合成も必要となります。

 

このように紫外線は悪い面ばかりではありません。


しかし、日常的に強い紫外線を浴び続けると、身体にとってダメージになることもあります。


具体的には強い紫外線が皮膚がんの原因になったり、目や免疫機能に影響を与えたりすることがわかっています。

また多くの方がご存知のように、紫外線によるダメージは肌の老化を進めます


たとえば、代表的なエイジングサインとも言えるシミは、紫外線から肌を守るためにメラニンが作られ、それが排出されずに色素沈着を起こしてしまうことでできます。

また、紫外線対策を怠っているとコラーゲンやエラスチンが減ったり質が悪くなったりします。


すると、深いしわやたるみができたりハリやツヤがなくなり、肌の老化がより加速してしまいます。


UVA、UVB

春の紫外線対策は日焼け止めを活用

 


対策として、まずはできるだけ紫外線を浴びないように心がけることが重要です!


短時間の外出又は屋内でも紫外線の影響は肌に届きます。


帽子やストール、日傘、サングラス、UVカット効果のあるカーディガンなどを活用して、肌を守りましょう!


ただし、これらだけですべての露出部位を覆うことは難しいので、あわせて日焼け止めを塗ることがおすすめです。

紫外線対策だけじゃない!春のスキンケアで大切にしたい事



生活習慣を整えることは、美しい肌作りの基本と言っても過言ではありません。


春は生活環境が大きく変わる人も多いのですが、だからこそ生活リズムを整えることが肝心です。


バランスのよい食事や質のよい睡眠、ストレス発散などを心がけて、身体も肌も健康に保ちましょう!

 

今回は、春に徹底したい紫外線対策についてご紹介しました。


普段の対策を見直し、紫外線のダメージに負けない肌を目指しましょう!

スタイリスト
Misa Tanaka