bonheur
COLUMN

紫外線と頭皮の関係

徐々にあたたかくなり、湿度が出てきて髪のまとまりが悪くなる季節になってきましたね。


 


梅雨に入りクセが出やすくなることもですが、今回はその前段階!


紫外線についてお話していきます。


 


そもそも、髪が覆っているから紫外線による頭皮のダメージは少ないのではないか……とお考えの方もいらっしゃるかと思います。


 


しかし、残念ながら!


 


髪がダメージを受けている=頭皮もダメージしている


です!


 


髪が紫外線から頭皮を守ってくれることはほとんどありません。


 


では、どうすれば良い状態の頭皮環境が保てるのか。


下記へどうぞ♪

頭皮が受けるダメージ

みなさんは、紫外線による頭皮へのダメージとはどんなものかご存知でしょうか。


 


髪とともに体の中で1番太陽に近い位置にある頭皮は、しかし手足や顔と比べてケアを疎かにしがちです。


 


ですが!


頭皮も皮膚。


紫外線を受ければ、毛穴の炎症、乾燥やフケにかゆみ、皮脂の過剰分泌……などなど、


さまざまな頭皮トラブルを引き起こす可能性が高くなります。


 


とくに!


紫外線UV-A波は、頭皮の真皮まで到達し毛母細胞や毛包幹細胞に損傷を与え、抜け毛や薄毛を誘発したり促進したりする原因なります。


 


また!!


紫外線は毛髪のメラニンを分解し色素を薄め赤茶色の毛や白髪を生成したり、毛髪内部のタンパク質を劣化させ枝毛や切れ毛を増やしたりと、マイナスの影響が強いので、できる限り浴びない対策が必要です。

できる対策

そんななかでも紫外線に対して行えることはあります!


 


①帽子や日傘を使用する


帽子をかぶることは頭皮と毛髪を紫外線から守るために有効な手段です。


ただ、長時間の使用で衛生を保てないと頭皮環境が悪化しますので、必要に応じて通気や通風を行いましょう。


 


帽子が苦手な人は日傘を利用しましょう。


UVカット機能がついたものがお勧めです。


 


②日焼け止めを使用する


頭皮や髪に使えるタイプの日焼け止めも増えてきました。


スプレータイプの物は小型で持ち運びもしやすく、小まめな塗り直しも◎


当店でも様々な香りからお選びいただけるようご用意しております♪


もし、日焼けしてしまったら……

もしも日焼けをしてしまったら……そんな時の対応策もございます!


放置せずに早めに行動、これが大切です。


①頭皮を冷やし炎症を鎮める


ジリジリと強い日差しを長時間浴び続けた頭皮は、軽いヤケド状態にあります。


かゆみや痛みが強くなる前に、冷たいタオルや保冷剤を頭部にあて、頭皮を冷やし温度を下げることが重要です。


この際、クール系のドライシャンプーなども有効です◎


しっかりクールダウンして、頭皮を落ち着かせましょう。


 


②頭皮の乾燥を避ける


日焼けした頭皮は水分が不足している状態です。


市販の育毛剤の中には頭皮に栄養を与える成分、保湿効果成分、抗炎症作用成分を多く含んだものがあるので、適量を塗布することで補いましょう。


乾かす前にヘアトニックや美容液、化粧水などをしっかり頭皮全体に塗布し、マッサージを行うことも効果的◎


当店でもクール系のトニックから育毛系の美容液まで幅広く取り揃えております♪

さいごに

頭皮の日焼けを0におさえる、というのは現実的ではありません。


お仕事の都合など、様々な理由で日焼けをすることはあると思います。


 


ですが、その後の行動で頭皮環境は大きく変化していきます。


 


地肌が致命的な損傷を起こすと、カラーなどの薬剤施術も難しくなり、皮膚科へ通う可能性も……。


そうなる前に、予防を行いケアしてあげてくださいね!


 


髪が花なら頭皮は土です。


良い土壌にして綺麗な花を咲かせるためにも


正しいホームケアやサロンメニューで労ってあげましょう!


 


ここまで御覧いただき、誠にありがとうございます♪


 


Bonheur銀座店スタイリスト 只腰 花

スタイリスト
Hana Tadakoshi