冬の乾燥で広がる髪を救う!美容師直伝の水分保持ケア術

なぜ冬は髪が乾燥するのか?
冬は空気の乾燥、暖房の乾燥、静電気による乾燥と、髪が乾燥しやすい季節。
乾燥によってキューティクルが開き、水分保持が難しくなります。
水分保持ができなくなると、髪内部の栄養が流れ出し、ツヤやハリが失われていきます。
乾燥が進むほど広がりやパサつきが増え、まとまりにくくなるのが冬の髪の特徴です。
美容師目線で見ると、冬の乾燥対策はまず「水分保持の土台づくり」から始まります。
乾燥に負けないための水分保持ケアとは?

乾燥を防ぐには「保湿」よりも「水分保持」が大切。
髪の内部に入れた潤いをどれだけキープできるかが、美髪づくりの分かれ道です。
美容室では、ウルトワトリートメントや水素ストレートなど、
髪の水分保持力を高めるメニューが効果的。
これらは乾燥による広がりを抑え、内側から潤いをキープし、長時間の水分保持を実現します。
冬は特に乾燥×静電気のダメージで水分保持力が下がるので、早めのケアがポイントです。
おうちでできる水分保持のコツ

ホームケアでも「乾燥を防ぐ水分保持習慣」を意識しましょう。
・ドライヤー前は必ず保湿ミルクを使用
・乾燥しやすい毛先を重点的にケア
・お風呂上がりはすぐに乾かす
これらを徹底することで、乾燥によるダメージを防ぎ、水分保持が安定します。
また、シャンプー選びも重要です。
洗浄力の強いシャンプーは乾燥を促進し、水分保持を妨げます。
アミノ酸系などのやさしいタイプを選ぶことで、乾燥を防ぎやすくなります。
生活習慣で差が出る水分保持力

乾燥の季節でもツヤ髪をキープできる人は、日常から“水分保持”を意識しています。
・加湿器を使って部屋の乾燥を防ぐ
・寝る前にナイトオイルで水分保持
・冷たい外気に触れる前にオイルでガード
乾燥対策の基本は、「与える」よりも「逃がさない」こと。
外からの保湿よりも、髪内部に入れた水分を守る“水分保持”こそがツヤ髪のカギです。
まとめ:乾燥に負けない髪は「水分保持力」で決まる

美容師として伝えたいのは、
「乾燥=広がる」ではなく、「水分保持=まとまる」という考え方。
乾燥に負けない髪づくりは、毎日の小さな積み重ねから始まります。
冬の乾燥に悩んでいる方は、ぜひ“水分保持ケア”を意識してみてください。
乾燥で広がっていた髪も、しなやかにまとまり、ツヤのある髪へと変わっていきます。



