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COLUMN

夏の疲れは髪にも!ダメージの要因とヘアケア方法とは?

毎年パサつきやゴワゴワ感がみられるダメージたっぷりの髪に悩まされる…

当てはまる方、多いのでは無いのでしょうか🤔


今回は、夏が髪に与えるダメージの要因を解説していくと共に 夏疲れの髪を優しくケアする方法をご案内いたします✨

夏前・夏真っ盛りはもちろん、秋にも役立つ内容となっておりますので、ぜひご参考下さい👍

1.【基礎知識】髪の構造を簡単にご紹介✨

髪は海苔巻きにそっくりな構造をしています❗️


 


【海苔:キューティクル】

かたさのあるタンパク質でできてます❗️


うろこ状に重なり合って、濡れると開く性質を持っています💧

これにより、カラーやパーマの薬剤の成分を取り込むことができ、逆に乾いているときは閉じることで、髪内部の成分や水分を守る役割を果たしています💦


また、キューティクルの表面を覆っている油分により、手触りの良さや髪の毛どうしの もつれを防いでくれています❣️

髪に備わる天然の油分のようなもの…と考えて頂くと、分かりやすいかも知れません‼️


 


【お米:コルテックス】

髪の内部のほとんどを占める組織で、こちらもタンパク質で出来ています❗️

コルテックスの中には、「メラニン色素」が含まれており 髪の色を決めています🟥




コルテックスは、髪内部にぎっしりと並ぶことで 髪の柔らかさや しなやかさを出しています🤔


 


【具:メデュラ】

やわらかいタンパク質でできており、髪の中心部の芯がメデュラ😳

全ての髪にあるわけでは無く、細毛の方の場合は メデュラが全く無いこともあります❗️




これらの構造の通り、髪の毛は ほとんどがタンパク質で出来ています🤔

2.夏が髪に与えるダメージの要因①紫外線

日焼けやシミ・ソバカスを防ぐために、日焼け止めを塗ったりUVカット効果のある服を着たりと お肌への紫外線対策を怠らない人は多いと思いますが❗️意外と 髪や頭皮は無頓着だったりすることも⁉️


髪に紫外線が長時間当たると、キューティクルの荒れ・パサつきや乾燥・カラーの色ムラなど、多くの影響を及ぼすことがあります💦




これは、キューティクル表面に存在する油分が 紫外線により失われてしまうためです☀️


油分が失われてしまうと、キューティクルが傷つき剥がれ 枝毛・切れ毛が目立ったり指通りの悪さなど、質感低下の要因となってしまいます💇‍♀️


さらに、剥がれたキューティクルから 髪内部の水分・成分が流出することも⁉️


また、髪と同じく頭皮も 肌以上に降り注ぐ紫外線のダメージを受けやすいです🙄

頭皮が日焼けをしてしまうと、熱を持つことによる赤みや 乾燥によるかゆみなどが発生してしまいます🤔


予防のためには、日焼け止めスプレーを頭部に振ったり 帽子や日傘で日光を遮るなど、紫外線を出来るだけ浴びないような工夫をしましょう‼️

3.夏が髪に与えるダメージの要因②海水やプールの水

海やプールから出た後は、なんだか髪がキシキシ…😨

連日、海水浴やプール遊びに行くことでカラーの色味が落ちてきた気がする…😨


実はコレ、髪表面のキューティクルが大きく関わっているんです‼️


人の肌や髪が弱酸性に対し、しょっぱい海水や 塩素などの消毒剤を含むプールの水は、アルカリ性に偏っています💦


アルカリはタンパク質を柔らかくする性質を持っており、同じくアルカリ性のカラー剤やパーマ液は、この作用を利用して髪を染めたり 髪の形を変えています🌀




そのため、海水浴やプール遊びで髪を濡らしてしまうと、普段の入浴よりもずっとキューティクルが剥がれやすくなってしまいます🙄


さらに、うろこ状に重なっているキューティクルは 濡れると開く性質がありますのでカラーの色味が流出してしまったり、髪内部の水分・成分が漏れ出てしまう場合もあります😨


それに留まらず、海や屋外のプールなどで日光を浴びると、紫外線による悪影響も受けてダメージを負ってしまいます‼️




しっかり泳ぐのなら水泳キャップは必須、水遊びするだけなら 髪は出来るだけ濡らさないようアップスタイルのアレンジで、髪を水濡れから守りましょう💦

5.今日から出来る!夏疲れの髪をケアする方法とは?

夏によるダメージで パサパサ・ゴワゴワになってしまった髪に、今日から出来るヘアケア方法をご紹介します❣️

日焼けしたお肌のケアとともに、ぜひお試し下さい✨


★優しいシャンプー+頭皮マッサージ



大前提として、髪がもつれたままお風呂に入るのはNGです❌

ブラッシングで整えてから、入浴しましょう❗️


髪はたっぷりと濡らし、シャンプーをしっかり泡立てて、髪の毛どうしの摩擦を減らす様に洗うと キューティクルを傷まずに洗えます💧


この時、頭皮を指の腹で揉むようにマッサージすることで 冷房によって滞った血行を促進する効果も🌈




また、お湯の温度も重要です👍

熱すぎると、必要最低限の皮脂まで落として乾燥状態を招くばかりか、頭皮が硬くなるなど、マイナス要素しかありません…❌


すこしぬるめの、38℃前後のシャワーに設定しましょう💦


自然乾燥はNG🙅‍♀️入浴後30分以内に乾かそう🌪

夏場はドライヤーで髪を乾かすのは 暑いし、時間もかかるから気が進まない…💦

お風呂上がりにダラダラと 髪が濡れたまま過ごしていませんか❓




生乾きの状態が続くと髪に においが付いたり、変なクセがでることも⁉️

ましてや髪が濡れたまま寝るなんて❌


シャンプー後30分以内に乾かすことで 生乾きによる妙なハネや シルエットを崩す様な膨らみを避けることができます✨




さらに、仕上げとして冷風をかけて 頭全体の余熱を逃がすことで、乾かしすぎ(オーバードライ)を防ぐと同時に、頭皮のクールダウンを行うことが出来ますよ👍


アウトバストリートメントやヘアマスクで傷みをケア⭕️



ご案内したとおり、髪の毛は8割がタンパク質で出来ています

爪と同じく角層が変化したものでして、お肌のようなターンオーバーや自然治癒力などはありません🙅‍♀️


よって、「髪の量は少ない・短いのに以前より乾きにくくなった」「濡れるとコシがなくなりテロンと柔らかくなる」といった、ダメージが深刻な髪の場合は 切ってしまう以外に改善方法がないことも😨




パサつきのほか、枝毛や切れ毛が目立つ程度のダメージの場合は、アウトバストリートメントやヘアマスクなどで キューティクルのケアを行うことで、毛先の絡みつきなどを抑える効果が期待できます❣️


涼しくなってくると、秋に向けてツヤ感重視のカラーや 重めのヘアスタイルへシフトしたりと、髪型を変えたくなるもの😊


夏のダメージをしっかりケアしつつ、秋のおしゃれも楽しめるように毎日のケアを頑張りましょう‼️

スタイリスト
Yu Oyama

高津美容専門学校卒
柔らかい物腰の末っ子三男坊☆趣味はカメラ
先輩を追い越す勢いで頑張ります☆