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COLUMN

日常生活によるヘアダメージの原因とヘアケア方法一覧

「美容院でいつもケアしているのに、なんだか髪の痛みが気になる、、、」


「毛先がいつも絡まってイライラしちゃう、、、


そんなお悩みを、瀧口賢也が、”家で出来るヘアダメージを軽減する方法”をご紹介していきます!


基本的には髪は何かをすればするほど、ダメージしていきます。いわゆる減点法です。


しかし、日常生活の中では、「髪の毛を何もしない」と言うことは、不可能に近いです。


髪をとかすコーミング、濡れた髪の水分をとるタオルドライ、髪の毛を乾かすドライヤー、髪の毛をセットするヘアアイロンetc


日々の生活の中で少し気を付けてあげると、ダメージ軽減出来ますよ!


 

髪は濡れているときに傷みやすい!!

実は、髪は濡れている時ほど、気を付けて扱わないとヘアダメージをしてしまいます。髪の内部の結合には、何種類かあります。その中の水素結合は、髪が濡れているときに結合が切れて、乾くと再結合します。そして、髪が濡れているときに1番変化するのが、髪の表面にあるキューティクルです。この濡れた状態の時にブラッシングやコーミングを無理やり行ったり、雑な扱いをするとキューティクルは剥がれやすく、ヘアダメージを引き起こしやすくなります。

濡れたときの扱い方

・濡れた髪にブラッシングはNG


髪が濡れている時に、ブラッシングをするとキューティクルを剥がす危険性があります。とかす場合は、粗めのコームで毛先から、優しくとかすと◎


・髪の毛は絶対に強く絞らない


髪が長いとお風呂上がりに、タオルを絞るように髪の毛をギューっとする方もいると思いますが、これもダメージの原因になるので、絶対にやめましょう。濡れている髪は思っている以上にデリケートです。


 


・タオルドライは優しくする


髪が濡れている時に、ゴシゴシ拭くのもダメージの原因になります。お風呂場で髪を軽く絞って余分な水分を落としたら、タオルで頭全体を包み込み、指の腹を使って頭皮をマッサージするようにやさしく拭きます。毛先をパンパンと水分を吸水するイメージで、優しく行います。吸水性の高いタオルを使うのもおすすめです。


・自然乾燥はNG。お風呂から出たら早めにドライヤー


自然乾燥も髪の毛に大きなダメージを与えます。髪の毛同士が擦れ合い摩擦でダメージになります。湿っている状態は頭皮にも良くないので、すぐに乾かすのがおすすめ。

季節別ヘアケア


普段、太陽から地球に降り注ぐ紫外線量は、一年通して同じではありません。夏に多いイメージがあると思いますが、紫外線は春先から徐々に増え、特に5月から9月頃までは紫外線量が多い日が続きます。このような時期は、しっかりと紫外線対策をしすることで髪のダメージを抑えることができます。


毛髪に関しては、紫外線により乾燥、強度の低下、表面のザラ付き、色素や光沢の消失などの影響を受けます。


通常、紫外線が毛髪に当たると紫外線は吸収され、毛髪を構成しているアミノ酸が酸化し、別の物質に変化してしまいます。すると毛髪を構成しているケラチンタンパクがダメージします。また毛髪のS-S結合が切れ、酸化によりシステイン酸(SO3H)が生成することでも毛髪がダメージします。プールや海水浴などで髪が濡れた状態で紫外線を浴びるとシステイン酸の生成が加速され、さらにダメージが大きくなります。



皆さんのご存知の通り、冬は一年の中で最も湿度と気温が低い季節です。それにより起こり得る「冬の時期だからこそ」のダメージがあります。


ダメージの一番の原因は、やはり「乾燥」です。気温と湿度が低くなることで、髪も水分を保つことが困難になってきます。冬になると特にパサパサした感じがが気になる人は、ほとんどが乾燥による髪内部の水分量の低下で起こるダメージだと考えて良いでしょう。


屋外では乾燥した外気に触れ、室内では暖房による乾燥で、髪も肌もカラカラになってしまいます。


また、乾燥によりダメージの進んだ髪同士が擦れることで静電気が起きてしまいます。毛先に引っかかりのある場合や、ブワーっと広かったりする場合は、静電気によるダメージであることが多いです。


なので冬は、肌と同じようにしっかり保湿をしてあげることが大切になってきます。


乾かす前につけるトリートメントも冬の間は、オイルタイプよりも保湿力のあるミルクタイプがおすすめです。

まとめ

毎日のヘアケアで一番いいものをと使っていただいてても、お客様の髪質だったり、季節によって変わるので、何かダメージが気になる方は是非季節ごとによって担当の方におすすめを聞いてみてください!!


 

スタイリスト
Kenya Takiguchi

京都理容美容専門学校卒
お客様のために一生懸命取り組みます!デザインカラーが大好きで日々勉強中。
バレイヤージュはお任せください!