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COLUMN

【美容室が徹底解説!!】頻度、持ち…トリートメントの違いは?

こんにちは、あるいはこんばんはjane茨木stylistの片山です。


今回はカラーやパーマ、紫外線やドライヤーの熱、日々の摩擦。。。

毎日のダメージの積み重ね、、ダメージに気付いたときにはもう遅いかもしれません。。


そんな方に美容師から見た、美容室トリートメントを徹底解説させて頂きます!

トリートメントはなぜ必要なのか?


美容室でトリートメントしたのに意味なかった、、トリートメント全然良くならない。なんて声を耳にしますが、実は髪には治癒力がありません。




毛が生えてきた時点で死んでいる『死滅細胞』!




なのでダメージを負ってしまった髪がトリートメントで元の状態に戻ることはできません

カラーやパーマをしなくても日々の生活の中で髪はダメージを受けています。例えば紫外線、ドライヤーやヘアアイロンなどによる熱、シャンプーやブラッシングの時の摩擦など他にもたくさんのダメージの原因が髪に負担をかけています。




これ以上、ダメージを進行させないように、元に戻せないからこそ、トリートメントをして足りなくなった栄養分を補ったり、保護したりすることが大切なのです!!

髪の毛の構造

毛髪の成分は、 80〜90% ケラチンタンパク質からできています。




その他は、11~13%の水分、メラニン色素、脂質、微量元素から成り立っています。


毛髪の主成分ケラチンは、シスチンを含む約18種のアミノ酸から。




毛髪の外側から順に


 ①の毛小皮(キューティクル)


 ②の毛皮質(コルテックス)


 ③の毛髄質(メデュラ)


の3層で構成されます。




毛小皮(キューティクル)は、硬質なケラチンでつくられており、髪の内部を守る働きをします。

毛小皮が傷つくと、毛髪のダメージにつながります。


 


①キューティクル(毛小皮)

表面の部分。4~8枚が重なり合ったウロコ状をしています。外的環境から保護したり、毛髪に光沢を与えます。

また、水や薬剤などの浸透に対する抵抗力があります。


②コルテックス(毛皮質)

繊維状の皮質細胞(フィブリル)と間充物質(マトリックス)からできており、髪色を染めるメラニン色素も含ま

れ皮質細胞間同士は間充分質で埋められ、細胞同士を固定しています。皮質細胞は強度を与え、間充物質は弾性と

しなやかさ、水分保持を担っています。


③メデュラ(毛髄質)

中心の部分。太い髪ほど毛髄質のあるものが多く、細い髪になるほど少なくなり、まったく無いものもあります。


 


また、健康な髪はph4〜6(弱酸性)の状態がもっとも安定で丈夫な状態と言われています。

(酸性、アルカリ性の強さはpH、0〜14までの数字で表されます。

普通の水は中性で、pH=7となります。これを基準にして、pHが0~7を酸性、7~14をアルカリ性と呼びます。)


パーマやカラーをすると髪の毛のPHはアルカリ性に傾きます。

→→→ 熱や摩擦に対して抵抗力がなくなり、キューティクルは傷つき、コルテックスが溶け出しやすくなります。


ヘアカラーやパーマの施術後は、髪のpHを弱酸性に整えるようなヘアケアが重要となります。


◎痛みの原因

•度重なるパーマ、カラー

•日々のシャンプー(濡れた状態での摩擦)

•ドライヤー、ヘアアイロン(熱処理)

•紫外線


サロンでは、施術の際、出来るだけダメージがかからないよう心がけております。

PHの傾き、ダメージを最小限にするために

•微アルカリ剤の使用

•パーマ、カラー後の残留アルカリ除去

•炭酸泉の使用

など、近年、様々な工夫をしています。

ですが、健康な髪に手を加えるということは、多少のダメージにはどうしても繋がってしまいます。


そこで、足りなくなってしまったケラチン、タンパク質を補充出来るのがトリートメントです。

サロンで行うトリートメントは、3〜5工程に分け、足りなくなってしまった

『ケラチン、タンパク質、保湿成分のセラミド』 などを補充していきます。


髪の内部補充をすることにより、従来の髪に近づけます。

キューティクルも整い “ツヤやハリ” も戻ります。


トリートメントなんて、一時的なもの?? 意味あるのかしら??


と感じられてる方。

是非、一度ご相談ください。

美容室トリートメントと自宅トリートメントの違い!


ドラックストアでたくさん売っているトリートメント。美容室でやるトリートメントとなにが違うの??


と思ったこともあると思います。




そこで2つを比べてました。





☆『お店で売っているトリートメント



*髪表面の一時的な保護がメイン。

*成分のほとんどがコーティング成分。なので、髪内 部のダメージ補修力は弱い。

*手触りが持つのは半日程度。

*やった当日はコーティングでツルツルなので、ダメージ補修がされている錯覚する。

*ただしほぼダメージがなく、細くてからまりやすい毛質の方にはオススメできる。



  • ※シリコンを使い、手触りを良くして、コーティングしているかんじです。







    ☆『美容室でやるサロントリートメント



    *髪内部まで補修・修復効果があります。

    *タンパク質や水分、ケラチンや油分を補給できるので、パサつきや広がりを抑えて髪の毛をしっとりまとめるたりハリコシをだしたりできる。

    *表面のコーティングもできるので栄養を閉じ込めることができる。

    *数週間効果を実感できる。





    比べてみると、美容室でやるトリートメントは髪の中まで浸透するので長く持つことがわかります。

美容室トリートメントはどのくらい長持ちするの?長持ちさせるコツとは?

髪質や、カラー・パーマの施術頻度など、髪の毛のダメージ状態にもよりますが

トリートメント効果は約3週間と言われています。


ただし毛髪ダメージが強く出ている髪の毛の場合だと1、2週間でトリートメント効果を感じなくなることもあります。


なので傷んだからトリートメントするのではなく、傷む前に美容室トリートメントでケアをして、良い髪の状態を保つ方が効果的です。また、自宅での毎日のヘアケアがとても大切です。美容室トリートメントの効果を持続させてくれます。




・界面活性剤シャンプーは美容室トリートメントの敵!アミノ酸シャンプーに変えるのが必須!




・コンディショナーからお家でもトリートメントに変える




などなど沢山アドバイスがでてくるので、担当の美容師さんにご相談してみて下さい!

本当に大事なのは?

ただ美容室でのトリートメントをした後、日々の生活によりそのトリートメントはどんどん髪の毛から栄養分が抜けていきます。



そこで大事なのがホームケアって事になります。


美容室でのヘアケアは一般的には「美容室に行った時だけ」という方が多いと思います。

それでも構いませんが



・ヘアケアで大事なのは続ける事!だから、たまに良いものを一回するよりも日々ホームケアと美容室での高濃度の栄養補給を!



美容室には様々なヘアケアのコースがあるので、一人一人に合ったものを提案させて頂きます。

その人にあった様々なトリートメント!

美容室の中でもJane茨木では豊富なトリートメントを揃えております!



*オーガニックトリートメント(しっとりまとまり、保湿ケア)


*SUBLIMICシールドトリートメント(さらさら、色持ちUP、熱ダメージ改善)


*Auiuaオーダーメイドトリートメント(髪質に応じてカスタマイズ)


*SUBLIMIC内部補修トリートメント(薬剤ダメージで弱った髪を内部補修)


*SUBLIMIC酸熱トリートメント(髪の歪み、広がりをツヤやかな美髪へ改善)


 


こんな艶髪になりたい方は、担当スタイリストと相談して自分にあったオリジナルトリートメントを見つけ出しましょう!!

スタイリスト
Hikaru Katayama

大阪ビューティーアート専門学校卒
あだ名は『テル』です。

何事も一生懸命取り組む

バランサーのO型

1人1人のお客様をキレイにするのを心がけています!