bonheur
COLUMN

【常識に牙をむく新時代トリートメント】ULTOWA(ウルトワ)

こんにちjane茨木stylistの片山です。


 


今回はカラーやパーマ、紫外線やドライヤーの熱、日々の摩擦などさまざまなダメージの原因から守ってくれるトリートメントをご紹介しようとおもっております、



毎日のダメージの積み重ね、、ダメージに気付いたときにはもう遅いかもしれません。。


 


そんな方に美容師から見た、美容室トリートメントを徹底解説させて頂きます!

毛髪の構造


毛髪の成分は、 80〜90% ケラチンタンパク質からできています。


その他は、11~13%の水分、メラニン色素、脂質、微量元素から成り立っています。毛髪の主成分ケラチンは、シスチンを含む約18種のアミノ酸から。


毛髪の外側から順に




 ①の毛小皮(キューティクル)




 ②の毛皮質(コルテックス)




 ③の毛髄質(メデュラ)




の3層で構成されます。


①キューティクル(毛小皮)



表面の部分。4~8枚が重なり合ったウロコ状をしています。外的環境から保護したり、毛髪に光沢を与えます。



また、水や薬剤などの浸透に対する抵抗力があります。



毛小皮は、硬質なケラチンでつくられており、髪の内部を守る働きをします。



毛小皮が傷つくと、毛髪のダメージにつながります。

②コルテックス(毛皮質)



繊維状の皮質細胞と間充物質からできており、髪色を染めるメラニン色素も含まれ皮質細胞間同士は間充分質で埋められ、細胞同士を固定しています。皮質細胞は強度を与え、間充物質は弾性としなやかさ、水分保持を担っています。




③メデュラ(毛髄質)



中心の部分。太い髪ほど毛髄質のあるものが多く、細い髪になるほど少なくなり、まったく無いものもあります。


また、健康な髪はph4〜6(弱酸性)の状態がもっとも安定で丈夫な状態と言われています。



(酸性、アルカリ性の強さはpH、0〜14までの数字で表されます。



普通の水は中性で、pH=7となります。これを基準にして、pHが0~7を酸性、7~14をアルカリ性と呼びます。)




パーマやカラーをすると髪の毛のPHはアルカリ性に傾きます。



→→→ 熱や摩擦に対して抵抗力がなくなり、キューティクルは傷つき、コルテックスが溶け出しやすくなります。




ヘアカラーやパーマの施術後は、髪のpHを弱酸性に整えるようなヘアケアが重要となります。




◎痛みの原因



•度重なるパーマ、カラー



•日々のシャンプー(濡れた状態での摩擦)



•ドライヤー、ヘアアイロン(熱処理)



•紫外線




サロンでは、施術の際、出来るだけダメージがかからないよう心がけております。



PHの傾き、ダメージを最小限にするために



•微アルカリ剤の使用



•パーマ、カラー後の残留アルカリ除去



など、近年、様々な工夫をしています。



ですが、健康な髪に手を加えるということは、多少のダメージにはどうしても繋がってしまいます。




そこで、足りなくなってしまったケラチン、タンパク質を補充出来るのがトリートメントです。



サロンで行うトリートメントは、3〜5工程に分け、足りなくなってしまった



『ケラチン、タンパク質、保湿成分のセラミド』 などを補充していきます。




髪の内部補充をすることにより、従来の髪に近づけます。



キューティクルも整い “ツヤやハリ” も戻ります。




是非、一度ご相談ください。


髪の毛って実は



美容室でトリートメントしたのに意味なかった、、トリートメント全然良くならない。なんて声を耳にしますが、実は髪には治癒力がありません。


毛が生えてきた時点で死んでいる『死滅細胞』!


なのでダメージを負ってしまった髪がトリートメントで元の状態に戻ることはできません



カラーやパーマをしなくても日々の生活の中で髪はダメージを受けています。例えば紫外線、ドライヤーやヘアアイロンなどによる熱、シャンプーやブラッシングの時の摩擦など他にもたくさんのダメージの原因が髪に負担をかけています。


これ以上、ダメージを進行させないように、元に戻せないからこそ、トリートメントをして足りなくなった栄養分を補ったり、保護したりすることが大切なのです!!



自宅トリートメントと美容室トリートメント



ドラックストアでたくさん売っているトリートメント。美容室でやるトリートメントとなにが違うの??


と思ったこともあると思います。


そこで2つを比べてました。



☆『お店で売っているトリートメント



*髪表面の一時的な保護がメイン。



*成分のほとんどがコーティング成分。なので、髪内 部のダメージ補修力は弱い。



*手触りが持つのは半日程度。



*やった当日はコーティングでツルツルなので、ダメージ補修がされている錯覚する。



*ただしほぼダメージがなく、細くてからまりやすい毛質の方にはオススメできる。



※シリコンを使い、手触りを良くして、コーティングしているかんじです。

 


☆『美容室でやるサロントリートメント







*髪内部まで補修・修復効果があります。



*タンパク質や水分、ケラチンや油分を補給できるので、パサつきや広がりを抑えて髪の毛をしっとりまとめるたりハリコシをだしたりできる。



*表面のコーティングもできるので栄養を閉じ込めることができる。



*数週間効果を実感できる。



比べてみると、美容室でやるトリートメントは髪の中まで浸透するので長く持つことがわかります。




新時代トリートメントULTOWA(ウルトワ)


  • そこで今までの美容室のトリートメントと違うのがこのトリートメント


ULTOWAです!!


 


特徴として


⭐︎うるおいが出る


⭐︎艶が出る


⭐︎髪の毛が柔らかくなる


⭐︎持ちが良い


⭐︎カラーや縮毛矯正と相性が良い



これだけ見ても得しかないですね☆


酸熱トリートメントなどとは違い技術者の施術で左右されないのも特徴です。


ではどんな髪質に相性がいいのでしょうか?


〈ウルトワと相性がいい髪質〉


エイジング毛(年齢とともに細くなった髪の毛や広がる髪の毛)


カラー、ブリーチなどのダメージ毛


多少のうねりや広がりを気にされている方にとても効果を発動します

美容室トリートメントとウルトワの違い

今はトリートメントが乱立している時代で、様々なタイプのトリートメントが出ています。


 


その中の代表格4つをざっくりと紹介します。自分には何が合っているのか?ウルトワトリートメントとの違いを比べて見ました。


 


①皮膜トリートメント


 


キューティクルをトリートメントで皮膜状に覆う一番オーソドックスなトリートメントです。


 


ホームトリートメントやサロンで使うトリートメントもこのタイプが多いです。特徴としては、わかりやすく手触りが良くなりますが持ちが悪いです。


 


基本トリートメントをした日がMAXの仕上がりでそれ以降はシャンプーをすればする程とれて行くのでホームケアが必須。


 


また髪のダメージレベルに差がありすぎると一部分がベタついて乾かないなんて事も、、、値段もピンキリで安いものは¥1000~、高いもので~¥15000くらいまで幅広くあります。


 


 


 


②酸熱トリートメント


 


酸性の力で毛髪に結合水を復活させ内部で歪み、ガタついているタンパク質同士をつなぎ合わせ、髪の芯を強固にして行きます。


 


「グリオキシル酸」という成分が入っているものが多く、施術の最後に熱処理をする為にストレートアイロンを入れるのも特徴的です。


 


効果としては、クセを弱めたりボリュームを減らす事ができ、持ちも個人差はありますが1ヶ月ほど続きます。


 


ただ繰り返していくと髪が硬くなってしまったりカラーの色が抜けてしまったりとデメリットもあります。使い方を気をつける必要があるでしょう。


 


値段はエリアやサロンにもよりますが¥10000前後が相場です。


 


 


 


③内部補修型トリートメント


 


皮膜型のようなシリコンメインではなく、髪の毛に必要なケラチンや油分などを補給していく内部補修をメインに行うトリートメントです。


 


特徴としてはカラーやパーマの色持ちや、かかりが良くなります。また繰り返せば繰り返すほど髪質が良くなるのも特徴です。


 


また髪の内部にアプローチする為、アルカリ水やスチームなどの器具を使う事が多いです。髪を根本から良く出来ますが、ダメージレベルによっては効果を感じるまでに回数が必要になるのでそこは頭に入れておきましょう。


 


こちらもエリアやサロンにもよりますが¥5000~¥300000が相場です。


 


★ウルトワトリートメント


 


ウルトワトリートメントも水素なのでやや酸性に傾けますが、グリオキシル酸は使いません


 


また水素トリートメントもストレートアイロンなどの熱を使いますが、使う目的が違います。


 


水素トリートメントは最後に熱を使う事で髪の中に残っている悪玉活性酸素を熱による酸化重合の力を使って無害な水に変えるのが目的なのに対して、酸熱トリートメントは酸熱トリートメントによって生まれる「イミン結合」を安定させる為に水分を脱水縮合させる為に熱を使います。


 



 


やればやるほど髪質もよくなりますし、トリートメントの持ちも伸びていきます


 


他の内部補修トリートメントと異なる点は、ULTOWA(ウルトワトリートメント)は繰り返す事で熱に強い髪にしていく事が可能です。(自宅でのコテやアイロン等の熱がダメージに強い髪になっていきます)熱ダメージに耐性を作れる内部補修型トリートメントは現状あまりないのでトリートメントを選ぶ際の決め手の一つに入れてもいいのではないでしょうか?

最後に

ただ美容室でのウルトワトリートメントをした後、日々の生活によりそのトリートメントはどんどん髪の毛から栄養分が抜けていきます。







そこで大事なのがホームケアって事になります。



ウルトワトリートメントのホームケアがこちら!


 


美容室でのヘアケアは一般的には「美容室に行った時だけ」という方が多いと思います。



それでも構いませんが



・ヘアケアで大事なのは続ける事!だから、たまに良いものを一回するよりも日々ホームケアと美容室での高濃度の栄養補給が大切なのです。




 


美容室には様々なヘアケアのコースがあり一人一人に合ったものを提案させて頂きますので是非一度ご来店頂いてご相談ください!



スタイリスト
Hikaru Katayama

大阪ビューティーアート専門学校卒
あだ名は『テル』です。

何事も一生懸命取り組む

バランサーのO型

1人1人のお客様をキレイにするのを心がけています!