bonheur
COLUMN

暖色カラーと寒色カラーの特徴やメリットデメリット、色持ちアップの過ごし方

こんにちは!


 


Jane by bonheur スタイリスト


mao です


今月のコラムでは


暖色系カラーと 寒色系カラー


それぞれの特徴や メリットデメリット


さらに色持ちアップの過ごし方や注意点


などをご紹介。


 


季節や気分、似合わせなど 様々な理由で


ヘアカラーを決めるとおもいますが、


大きく分けて2つの色の系統を知り、


それぞれの特徴を抑えていただき、


次回の貴女様の色味の参考になればなと


思います。


 


 


 


 


 

暖色系カラー

暖色系カラー


暖色系カラーとは


赤系、ピンク系、パープル系など


赤味、視覚的にあたたかみを感じる色素が入った


カラーのことをいいます。



暖色系カラーは、色素の分子が寒色系カラ


ーに比べて小さく、染める時に髪の深部


までカラー剤が届き、毛髪の奥からしっか


り発色することが出来ます。


深部まで到着させる為にカラーの放置時間


は寒色系カラーに比べて長いですが、


色持ちは暖色系カラーのほうが長く、色落


ちしづらいとされています。


 


暖色系カラーの特徴として


・女性らしい ・キュート ・フェミニン


・ガーリー・やわらかい 


などの印象を与えやすい色味です。


また、比較的日本人の肌に馴染みやすく


色持ちもするので、カラー初心者さんでも


気軽に楽しめますし、今のトレンドもバッ


チリ取り入れられるのが暖色カラーのメリ


ットです。


特に秋から冬にかけて 暖色系カラーの


人気はアップする傾向にあります。


 

寒色系カラー

寒色系カラー


寒色系カラーとは青系、マット(緑)系


シルバー系など 赤味の色素が入っていない


視覚的に涼しさを感じる色味のカラー


のことを言います。


 



暖色系カラーに比べて寒色系カラーは


色素の分子が大きいので毛髪の深部まで


カラー剤が浸透しづらく、髪の表面だけで


発色する為色落ちが早く感じやすいです。


日本人の毛質の多くはオレンジ味や赤みを


多く含んだ『ユーメラニン』という種類。


カラーが落ちた時、オレンジっぽく、赤っ


ぽくなりやすいと感じる方が多いのではないでしょうか。


それが苦手と感じる方には

 

オレンジ味や赤味を 反対色である

 

寒色系カラーで打ち消すことで

 

綺麗な透明感のあるヘアカラーにすること

 

ができます。

 

寒色系カラーは 

・クール・かっこいい・フレッシュ

・外国人風 ・透明感 ・知的

 

に見せやすいです。

 

日本人特有の赤っぽい地毛の色を打ち消し

 

てくれる寒色系カラーは 万年すごく人気で

 

とくに夏場はアッシュな雰囲気で透明感の

 

あるカラーはオーダー多数いただきます。

パーソナルカラーに合わせたカラーリングの選択

 


暖色系カラー、寒色系カラーにも


合うパーソナルカラーがあります。


 


暖色系カラーは 主に


イエローベースの人に良く馴染むカラー


 


寒色系カラーは主に


ブルーベースの人に良く馴染むカラー


とされています。


 


黄色人種である日本人の多くは


イエローベースが多く 暖色系が馴染む方が


多い印象です。


だからといって、ブルベじゃないと似合わ


ないわけではありません。


ブルーベース以外が寒色系カラーを取り入


れる場合は、色味や明るさを工夫すると馴


染みのいい寒色系カラーを楽しむことができます。


地肌のトーンに馴染みやすくなるので、イエベの方でも上手に似合わせできます。


青みを少し抑えたり、明るさを調節したり


するのがおすすめです!


 


パーソナルカラーが流行している現代、


私はイエローベースだから これでなければならない


逆も然り、ブルーベースなのでこれてまなければならない。


 


というわけではなく、ご自身の好み、


こう見せたい!という気持ちもすごく大事


だと私はおもいます。


工夫次第でいくらだって似合わせることは


可能ですので いつでもプロの私たちにご相


談くださいね♪


 


 

暖色系カラーの注意点

では次に


暖色系カラー、寒色系カラー


それぞれのカラーリングの身近な注意点を。


 


まずは暖色系カラー。


暖色系カラーは先程でも説明した通り


髪の奥深くまでカラー剤が浸透してくれる


為、色持ちや発色がいいカラーです。


逆に、良い分、



明るさや濃さによっては次回のヘアカラーに影響が出ます。


(全ての髪質に当てはまる訳ではなく、または生まれつき赤みの強い髪質の方もいらっしゃいます


長期的に暖色系カラーを楽しみたい方には


問題ないですが、次回は寒色系カラーであ


るアッシュや透明感カラーをしたいな♪


と思っている方には 暖色系カラーの色素の


調節などが必要になります。


 


また、暖色系カラーは


濃い色素を入れなければ発色しづらいので


濃いめのカラー剤を毛髪にのせます。


よって、カラー直後の数日間、


シャンプーした泡がピンク色になり、(それはいいのですが)


お風呂に上がって使うバスタオルには注意が必要!


お気に入りの白いタオル、淡めの色のタオル、気をつけてください!


ピンク色がついてしまいます。


私たちも、暖色系カラーにさせて頂いたお客様には 注意点として ご説明は


させていただいておりますが、


何気なく使ったタオルに色がついちゃった!


という例は結構ありますので、気をつけてくださいね♪


 


そして暖色系カラーは


beforeのベースの髪色によっても発色の度合いが変わります。


beforeの髪色が明るければ明るいほど


希望の色味は表現しやすく、


ベースの毛髪の色が暗ければ、ちょっと分かりづらい暖色系カラーになってしまうかも?です。


カウンセリング時には、今の髪の明るさや状態(ダメージ度合によっても発色がかわります)を見てどのくらい発色させることができるか などご説明させていただきますが、 思ったより暖色系がわかりづらい、、


となるケースもございます。


 


 

寒色系カラーの注意点

では次に寒色系カラーの注意点


 


寒色系カラーは くすませた色味が多く


寒色系にふりすぎると 血色が悪くみえ


ることがあります。


元々のベースの色がオレンジ、赤みが強い


方は、寒色系カラーの調合を強くすると


ちょうどいい無彩色に よせられますが


元々が黄色っぽく抜ける方などは


強くしすぎるとくすみすぎて顔色が悪くなったり、


無彩色がよかったのに しずみすぎて緑になった! などいうケースもありますので


どの程度のくすませが良いか、しっかり要


望を伝えること、また美容師は髪のアンダ


ーや履歴などしっかりお伺いすることが必


須です。


 


さらに、過去に縮毛矯正や 酸熱系のトリートメントなどの履歴がある方は


注意が必要です。カウンセリング時に


縮毛矯正、酸熱の履歴の有無、


またどのくらい前にそれらをしたか


など、美容師に事前に伝えてください。


 


失敗の例として、1年前に縮毛矯正をした方。根元は約13cmほど縮毛矯正があたっていないという計算になりますが


根元から毛先まで、同じ明度の寒色系カラーをのせると


 縮毛矯正の履歴がある


毛先が必要以上に寒色系カラーの色を吸い


込んでしまい、ぐっと沈む(暗くなってしまう)ことになり


いわゆるネモキン(毛先より根元の方が明るい失敗)


に繋がってしまいます。


 


そしてやはり、寒色系カラーは


とにかく色落ちが早いです。


長くカラーの色味を保ちたい、


しばらくカラーをすることができない。


という方は注意が必要です。


だからといって、暖色系カラーにしなくてはならないのか?


というと、そういうわけでもなく、


寒色系カラーをベースに


色持ちが良い ブラウンを 入れる


クールブラウン という選択肢もあります。


寒色系カラー単発よりかは やはりブラウンみが強くなり、透明感は感じにくいですが


普通のブラウン単品よりは、少しくすみのある、涼しげなブラウンという事で


オレンジみ、赤みが苦手だけど色持ちもある程度はほしい。という方に


すごく人気です。


 


そして、寒色系カラーも


beforeの色味によって 希望のようなアッシュ感、淡いベージュ寒、などになりづらいこともあります。


希望に近づけるにはブリーチ必須、、


という写真が多かったりしますので、


思ったより透明感がわからないなぁ


というケースも多いです。


ブリーチはいやなので、1発で綺麗な寒色系カラーを表現するよりは


何度かのご来店で、徐々に綺麗な寒色系カ


ラーを創っていく。というプランニングケ


ースが私のお客様にはおおいです!


 


 


 


 

色持ちアップの過ごし方

では最後に、


暖色系カラー、寒色系カラーの


色持ちを少しでも長く楽しめる為の


過ごし方について。


 


①シャンプー剤に気をつける


 

 

まず、ヘアカラーのもちを良くするために

気をつけて見てもらいたいのが

パッケージの成分表です 



ラウレス硫酸 など



「〇〇硫酸」と ご自宅でお使いのシャンプーに書かれていれば、洗浄力の強いシャンプー確定です。



この場合、色落ちは圧倒的に早くなります。


また、高すぎる洗浄力は 頭皮の必要な


油分まで奪い去ってしまいますので、


カラーのもち云々の前に、頭皮の乾燥からら守るためにも、


洗浄力の優しい アミノ酸界面活性剤


を使用したシャンプーで洗うことをオススメします。


オススメのシャンプー剤は


ノンダメージサロンから出ている


究極の美容液シャンプー『95センスシャンプー』


もはや美容液。髪、頭皮も労りながら


不必要な活性酸素の除去で老化防止


カラーの退色を防ぐ成分 など


髪にとってすごく良いシャンプーです。


95センスシャンプーをまとめたコラム記事もございますので


是非色々なコラム、みてみてくださいね。


 


②カラートリートメント、カラーシャンプーで色補給する


特に暖色系カラーは ピンクシャンプーや


トリートメントで長持ちさせると 次回のカラー施術時まで 気にすることなく暖色系カラーを楽しむことができます。


寒色系カラーにも、そういったシャンプーやトリートメントはございますが、ベースのお色味が明るい方はわかりやすいかもしれませんが、低めのトーンのかたは、


ちょっとわかりづらいかも?です。


 


③乾燥やダメージから髪を護る


これは暖色系カラー、寒色系カラー


共通で、やはり乾燥やダメージは


退色要因として大きく、


毎日のドライヤーやコテ等の熱ダメージや


夏場は紫外線太陽光 冬場は乾燥


それらから日々、髪を保護することが大切です。


特に乾かす前には専用のアウトバス剤をつけることをわすれないでください!


私のオススメは


資生堂ワンダーシールド。


名の通り、髪の外的要因から護るシールド膜を貼ってくれるミストタイプのアウトバス剤です。


 


詳しくは


こちらの記事の下の方を見てみてください。


先月のMAOコラムでは、資生堂サブリミックのホームケアアイテムについて紹介していますが、その中にワンダーシールドについての記事も掲載しております!


 


https://bonheur-hair.com/column/9274/


 


 

まとめ

暖色系カラーにも、寒色系カラーにも


様々な素敵なお色、特色、注意点などが


ありましたね♪


 


今の貴女様のベースのお色味から、


表現できる最大限のご提案を


ボヌールスタッフ一同、誠心誠意もって


させていただきたくおもっております。


是非、次回のカラーリング、


私たちにおまかせくださいませ♪


私MAOは


Jane by bonheur (大阪府茨木市)


在中でございます。


いつでも、おたずねください!


https://beauty.hotpepper.jp/slnH000595023/


 


 

スタイリスト
MAO.